窓へのこだわり
高性能住宅に欠かせない高性能な窓とサッシ
高性能住宅に欠かせない重要なものの一つに挙げられるものとして高性能な窓とサッシがあります。
夏季における外部の熱さが家の中に入ってくる70%は窓からの侵入です。
そして、冬季においては、家の中の熱が外に出ていく60%は窓から外へと逃げていきます。
ほとんどの熱の移動が窓から移動しているのです。
高性能な住宅を作るためには高性能なサッシは不可欠なので弊社ではUNILUXというドイツの最先端メーカー製のトリプルガラスの樹脂サッシを標準仕様としました。
日本で販売されているサッシの中では、恐らくは一番性能の高いサッシです。
ドイツでは、現在ごくごく普通に使われているサッシです。
多分、弊社の位置する多摩地域では一番最初に標準仕様として採用しました。
とにかく性能が素晴らしいです。窓の近くに寄っても温度差を感じません。
真夏でも真冬でもどちらでも、30坪~35坪~40坪くらいの建物であれば家庭用エアコン1台で全館の冷暖房が可能になりますが、それは多分にこのドイツ製樹脂サッシと高い断熱性能のお蔭であると断言します。
ドイツ製樹脂サッシは弊社の高性能住宅の標準仕様ではありますがどうしても高価になってしまいます。そこで、本当に予算的に合わない場合のみになりますが、少し性能は落ちますがYKKapのAPW430またはAPW330。あるいはLIXILのEXでも対応が可能です。
(ドイツUNILUX製樹脂サッシの良さを知ってもらいたいので、本当に予算が合わない時だけです。)
また、玄関ドアに関しては、日本製品が良いと思うのでYKKap製品またはLIXIL製品をお勧めします。
サッシの選定は、今後数十年に及ぶ光熱費にも関係してくる住宅の根源的な価値となる「住み心地」や「快適性」を左右する重要な要素になるためキッチンなどの住宅設備機器にお金を掛けるよりサッシにお金を掛けてほしいと思います。
その上で予算に余裕があるのであれば、キッチンやその他の什器にお金を掛けるのが理想的だと考えています。
窓のバランスと縦ライン、横ライン
弊社では窓の大きさや窓高さの位置、窓の幅などを揃えるように設計します。これは建物を外から見たときに非常に重要な要素であり、また室内からもきれいにスッキリと配置された窓サッシやラインの統一感は心地よいと感じられるはずです。
また、なるべく建物高さを低く抑えて美しく見えるように設計します。
土地価格の高い東京や神奈川では、なかなか広い土地を確保するのが難しい現状はありますが、狭い土地でもなるべく誰が見てもカッコいいバランスの良い建物となるよう配慮しながら建物の設計を行います。