資金計画のアドバイス
FINANCE
住宅は人生最大の買い物になるため、多大な費用が必要です。また理想の家を手に入れるためには、資金計画が重要です。弊社では資金計画のアドバイスによって、お客様の夢を実現するサポートを行います。お金を貯めるための節約方法・提携ローン・住宅ローンなど、お客様に合わせたご提案が可能です。新築を考えている方で資金に不安がある場合は、弊社までご相談ください。
私の経験から資金面に関するアドバイスは山ほどあります。しかしながら、全てを書き出すことができないのでその内のいくつかを紹介したいと思います。もちろん、基本的なものばかりですが皆様の参考になれば幸いです。
携帯電話料金の見直しから始めよう
家を建てるにはとにかくお金がかかります。家を建てた人の90%以上の人が引越しの前後1年以内にTVや冷蔵庫、更には洗濯機などの何かしらの家電品を買い換える統計が出ています。カーテンの費用も結構なものです。だからこそ、家を建てたいと思ったら、身の回りの生活の中でも切り詰められるもの、例えば、携帯電話の費用や、新聞代などを気にするくらいの気持ちに切り替えることが必要です。ときには携帯電話会社を変えることだって考えることも必要です。しかし、趣味や嗜好品、食費など過度の切り詰めは禁物です。これらを切り詰めると気が萎えてしまうため、先づは資金面の算段から始める訳ですが、その一つひとつが家族の家に結びついていくということですね。
資金心配だなぁというあなた
家を建てたいと思ったら漠然とで良いので大体の引越しの時期とかいつごろ家を建てたいなとかを決めて家造りに取り掛かりましょう。家造りといってもあくまで最初は漠然としており、段々、その漠然としていたものが勉強をしていく内に具体的になってくることでしょう。本や雑誌を見て勉強したり、展示場行ったり、その内に関心が家の構造なのか、お金のことなのか、人によって様々ですが絞られてくるかと思います。そして、もっとも重要なのがオカネのことです。でも、オカネのことって、結構自分で把握しているつもりでも分かっていないことが結構多いのです。だから、そんなこと深く考えず家が欲しいと思ったら住宅会社の門をたたいたり、資金計画セミナーなどに参加しましょう。そうするうちにおのずと答えが見えてくるものです。
借りられる限度額と借りていい額は違うもんだと思え
いま頭金として用意できる額が○○円で、毎月の給与が△△円で現在の家賃が□□円だから、あなたの借り入れ可能額は▲▲円ですという試算がよくありますが、これを鵜呑みにしてはいけません。今、時代は100年に一度の大不況の真っ只中で、何が起こっても不思議ではありません。何がってなんだろうとかノンキなことを考えてはいけません。もし、あなたやあなたの配偶者が民間会社にお勤めならば何があっても不思議ではないと思っていた方が良いです。そう、何があってもなんです。そのため、毎月●●円をローンに廻せるとか考えていても、その額から15~25%程度低い額をローン支払いに充てるように資金計画を組むべきです。そして家を建て、もし幸いにも何もなければ繰上げ返済をするも良し、家族みんなで旅行に行くも良し、それは家族で決めてください。
注文住宅の着工の段階では銀行はお金を貸してくれない
金融機関というものは現にあるものにしか抵当権をつけません。現にないものにはオカネを貸してくれないということです。言い方を変えると銀行はできあがった家に抵当権を入れることを条件にあなたにオカネを融資してくれるのです。でも、融資の実行は家が竣工した時です。そして、皆さんの多くは数百万円から1000万円くらいの資金は目処が付いているのではないでしょうか。 でも、家を建てるには十分ではない額であることはお分かりですね。ということは、オカネがショートするので家が建つまでの間、金融機関は「つなぎ融資」なる融資をしてくれて家を建てることができるのです。しかし、この「つなぎ融資」の金利/手数料がバカになりません。
銀行の言いなりになってはいけない
銀行って聞くと、なんか身構えちゃう人もいると思います。普段、お金を引き出しに行く程度であればそんなことないのでしょうが、住宅ローン融資の相談なんかであのローテーブルの座席につくとそんな風に思われる方も多いのではないでしょうか。大体、銀行の店の内外には住宅ローンのポスターが貼ってあったり、チラシがおいてありますが、大体の人は優遇金利がどうのこうの書かれているのを見て、なるほど、じゃぁ、自分は何%になるなって考えていると思うのですが、実際の折衝が始まったら、他の金融機関でも検討していることを伝えて、話を有利に進めることを試してみてください。所詮、銀行も民間企業です。
時機を逃してはならない
1990年までのバブル期はもちろん、数年前のレベルと比較しても今は地価が確かに低くなってきています。そういう意味では建売だろうがマンションだろうが土地を買って家を建てようが今は住宅の買い時です。これは確かです。もちろん金利も低いのも事実ですが、今、家を買おう、家を建てようと思っている人にとっての買い時であって、今買おうとしていない人にとっては買い時でも何でもないのも事実です。これは地価が高かろうが利率が高かろうが同様です。人が買ったからとか、そういう理由ではなく、あなたとあなたの家族にとっての時機を大事にしてください。しかし、もう少し待てばもっと土地の価格が安くなるだろうとか欲を出すと良い不動産には巡り合えないと思ってください。そのため、今を大事にしてください。